梅雨の時期や夏場は湿度が高く、空気中に水分が多く含まれています。 髪は水分を含むとキューティクルが開き、髪の内部に水分が入ってしまいます。 特に、傷んだ部分は多くの水分を含んでしまうため膨らみやすくなり 傷んでいない部分とのバランスが崩れてしまうのです。 傷んでいる部分が多いほど、髪が膨らんで広がりやすくなってしまいます。 つまり、うねりや膨らみは髪の傷みが関係しているので 髪のキューティクルをはがさないようにすることが必要になります。 紫外線を浴びると、髪のうるおいを保つキューティクルがはがれやすくなりがちです。 その結果、パサつきやゴワつき、枝毛になりやすくなってしまいます 夏の行楽地、海や山などは街中より紫外線が多いため傷みやすくなります。 このような強い紫外線から髪を守るには、帽子や日傘などを利用するといいでしょう。 紫外線による髪のダメージを抑えるには、トリートメントが必要になります。 洗い流さないタイプのトリートメントやスプレータイプのトリートメントなら手軽です。 髪の表面をコーティングすることで、キューティクルを保護することができます。 冬になると空気が乾燥して、髪の毛が傷みがちになります。 また、暖房の温風も水分を奪ってしまいます。 水分が不足することで髪の表面にあるキューティクルがはがれやすくなり、 その結果切れ毛や枝毛になってしまい傷んでしまうわけです。 お肌も乾燥によってカサカサになってしまうことを考えると、よくわかります。 また、頭皮が乾燥するとフケや抜け毛の原因にもなります。 このような髪の乾燥を防ぐためには、適度や水分と油分が必要になります。 髪を乾燥から守るには、コーティングすることで水分の蒸発を防ぐ ヘアクリームやトリートメントスプレー、ヘアワックスなどを 利用すると効果があります。 しかし、量が多すぎてシャンプーで落としきれない状態はよくありません。 また、地肌に付着したまま何日もシャンプーをしないと毛穴をふさいでしまいます。 傷む原因になるので、付けすぎにも注意しましょう。 トリートメントを自宅で行う場合、洗い流さないタイプの トリートメントが手軽で効果があります。 傷みが気になるなら、洗い流すタイプのヘアトリートメント剤を付け 蒸しタオルやシャワーキャップを使用し、浸透を促すとより効果が期待できます。 ヘアカラーをしたら、弱酸性のカラー用シャンプーやトリートメントを使いましょう。 洗浄力の強いシャンプーは色落ちがしやすく、退色を早めます。 また、髪に必要なタンパク質も流出させるため、傷みの原因になります。 カラーやパーマ後の髪は髪の水分が少なくなっているので、 トリートメントをマメに行い、水分を補充してあげる必要があります。 美容室のカラーでは、施術時に傷みがちな部分にタンパク質の補充ができること また、伸びた部分だけ施術することも可能なので髪の傷みを軽減できます。
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